その朝
- 小1「お父さん、今日から春だね」
- ちち「なんで?」
- 小1「だって、昨日は節分だから、今日から春じゃない」
- ちち「・・・」
しまった!節分なんて「豆まいて年の数だて豆食えばいいんだ」くらいの教えしか受けていないので、節分の意味すら理解していない。記憶のかたなた先に消え去っているのかもしれない。ここは、こっそり調べて、父親の威厳を保たねばならない。このままでは、また威厳を失ってしまう。
そういえば
子供のころは、母親がスーパーで買ってきた豆をまいて、「年の数だけ豆を食べるんだよ」といわれたものです。福はうち、鬼はそと。。。
ところが最近は、正月もあけると、近所のセブンイレブンでも、イトーヨーカ堂でも、ヨークマートでも(私の近所はヨーカ堂軍団で集中攻撃されています)、「恵方巻き」という、どこから見ても「ただの太巻き寿司」を、予約販売までして売り出します。
最初これが読めませんでした。広告を見るだけで、「恵方巻き」を発音したことがありません。もちろん、子供のころの「食卓」にもそんな食べ物の記憶はありません。妻に「何て読むの?」なんて聞くのも恥ずかしいし、調べるまでの思い入れもなかった。「最近は節分に太巻き寿司を食べるんだ〜」という程度の「ささい」なことでした。
ヨーカ堂先生
「えほうまき」。ヨーカ堂の恵方巻き予約販売のチラシで教わりました。しかも、これを食べる作法まである。こんな感じです。
- その年の恵方を向いて
- 太巻き寿司を丸かじり
- その間はしゃべてはいけない
- そしてその年の願い事をする
ヨーカ堂は何でも教えてくれます。"明日は冬至ですよ"、"入学の準備は終わりましたか"、"恵方巻きは予約販売で”。親や先生のように、季節毎の行事の案内、その由来や正しい作法を親切に教えてくれます。そして最後に商品の購入まで親切丁寧に導かれてしまいます。
いわれ
節分の由来や恵方巻きについてはネットで検索すれば、いくらでもヒットします。「す」の「ミツカン」グループのWebサイトの記事
節分の"恵方巻き"が人気上昇中には、今後の売上予測や、家族で丸かじりの写真までついています。売る側としての内容で、記事もちょっと古いんですが、記事のタイトルからも、「恵方巻き」ブームは最近のことであることが伺えます。
復活ならず
「おとなげない」ですが、毅然とした態度で勝負してみます。
- ちち「お〜い、おすは、何からできているか知ってる?」
- 小1「う〜んと。。。」
- ちち「お酒と一緒で、お米から作るんだよ。」
- 小1「じゃ、食べれないじゃん。おさけといっしょでしょ。」
- ちち「・・・」
父の威厳が復活する日が、また遠くなってしまった
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